JPYC ECJPYC EC
イベントレポート

ヒガギン秋祭りでJPYCマルシェを開催しました

こんにちは、JPYC ECを企画・運営しているmametaです!

2026年10月17日・18日、東銀座の歌舞伎座横・木挽町通りで開かれたヒガギン秋祭りの中で、JPYCマルシェを開催しました。

今回やりたかったのは、その場で初めてJPYCを知った人に、JPYCを受け取って買い物をしてもらうことです。皆さんからいただいた寄付・協賛をもとに、2日間で1,000 JPYCを277人にお届けすることができました。JPYCマルシェで行われた決済は386件、348,364 JPYCでした。

そのために、普段使っているウォレットからJPYCで買い物できる決済システムを作りました。今回のマルシェには、私がブロックチェーンだからこそ実現したいことも詰まっていました。

この記事では、当日の様子に加えて、決済・配布の集計、購入者・出店者のアンケート結果、その声を受けた決済の改善もまとめています。気になる内容から読めるよう、各章へ直接移動できるリンクを用意しました。

ヒガギン秋祭りの「おおがねさん」
ヒガギン秋祭りの「おおがねさん」

正直、1,000 JPYCを配る(あげる)のがこんなに大変だとは思いませんでした。本音を言うと配布するJPYCが午前中で速攻なくなって困るのではと思っていましたが、現実は正反対でした。配る中で大変だったこと、悔しかったこともありましたが、出店者の皆さんやボランティアの皆さんが一緒に声をかけてくださって、初めてJPYCを受け取った方がマルシェで買い物をしている様子を見られたことは、本当にうれしかったです。

まずは、足を運んでくださった皆さん、出店してくださった皆さん、寄付・協賛や当日のサポートで力を貸してくださった皆さん、ありがとうございました。今回は、準備中に考えていたことから、現場で感じたこと、収支、アンケートまで、できるだけ細かく書き記しておこうと思います。

東銀座での開催が実現したのは人のご縁があったおかげ

今回、東銀座でJPYCマルシェを開くきっかけをくださったのは、こしきブリュワリーのまつださんです。ヒガギン秋祭りで、JPYCマルシェをやりませんかとお声がけいただきました。

そもそも、まつださんをJPYC ECにつないでくださったのが、NoggleChangerで出店してくださっているくらげさんでした。くらげさんのご紹介でまつださんがECに出店してくださり、そこから今回のお祭りのお話をいただきました。

くらげさんからのご紹介
くらげさんからのご紹介

普段は一人でJPYC ECを開発・運営していますが、このような素敵な場所でマルシェを開けるのは、本当に人のご縁のおかげです。歌舞伎座のすぐ横の通りを歩行者天国にして、そこでJPYCの買い物を体験してもらえるという、とてもありがたい場所を使わせていただけることになりました。

くらげさん、まつださん、本当にありがとうございます。ECへの出店から、こうして一緒にお祭りをするところまでつながったことが、すごくうれしいです。

出店者については、XでJPYC決済のマルシェをやりたいと告知し、すでにJPYC ECに出店してくださっている皆さんを中心に参加していただきました。私がやりたいと言うだけでは、マルシェはできません。商品を持ってきて、JPYCで支払いを受け付けてくださる方がいたから、開催できました。

どのウォレットでも、どのチェーンでも。JPYCさえあれば買い物できる

今回の決済システムで、どうしても大事にしたかったことがあります。

ウォレットが違うと相手のQRコードを使えなかったり、同じウォレット同士ならガス代がかからないのに、別のウォレットへ送ろうとすると必要になったりします。そういう場面に出会うと、ウォレット事業者ごとに利用者が囲い込まれているように、私は感じていました。

正直、そういう囲い込みは好きではありません。私は、特定の企業の中だけで閉じずにつながれるところが、ブロックチェーンのオープンな思想で好きなところです。せっかく同じJPYCを持っているのに、使うウォレットが違うという理由で買い物ができないのは、もったいないし好ましいことではないと思っています。

どのウォレットでも、どのチェーンでも、ガス代を用意せず、JPYCさえ持っていれば決済できる。 これが、私がこの決済システムで一番実現したかったことです。

好きなウォレットでJPYC決済
好きなウォレットでJPYC決済

そのために、HashPort WalletやMetaMask、Unifi、マイナウォレットなど、異なるウォレットから支払える仕組みを作りました。現在の対応チェーンはEthereum、Polygon、Avalanche、Kaiaです。購入者がガス代用の通貨を別に用意しなくても支払えるよう、私の決済基盤やウォレット側でガス代を負担する仕組みを使っています。各ウォレットの対応範囲やガス代の条件は、FAQにまとめています。

お客さんには、自分が使いたいウォレットで、自分が持っているJPYCを使って買い物してほしい。決済のために、全員が同じウォレットを使う必要はないはずです。

今回マルシェで実現したかったのは、この決済で、普段からJPYCを使っている人も、その場で初めて知った人も、ちゃんと商品を買えるようになるということでした。

渋谷で開催した第1回のJPYCマルシェがかなり活きてきました

9月11日には、SQDさんご協力のもと渋谷のSOILで第1回のJPYCマルシェを開催しました。会場はかなり盛り上がりましたが、決済については厳しい声も多くいただきました。

  • ウォレットで承認したあと、決済画面に自分で戻らないと先へ進めない。
  • UnifiにJPYCがあるのに、私の決済システムでは残高が0と表示される(Unifiの仕様でウォレット自体に入っているものと預け入れに入っているものが違うために起こりました)。
  • Kaia上のJPYCで支払いたいけど、お店はPolygonのJPYCしか受け付けていない。

など、買いたい商品も、JPYCもあるのに、支払えないという場面を複数作ってしまっていました。

前回は、決済でつまずくたびに呼ばれて、私自身もてんやわんやでした。だから今回は、そこで見つかったことを一つずつ直しました。

  • 承認後は元の画面に戻る必要があることを、移動する前にポップアップで伝える。
  • Unifiの預け入れ残高からも支払えるようにする。
  • 出店者の皆さんには、決済システムが対応している各チェーンで受け取れる設定をするようお願いして、確認を重ねました。

画面に何を書くかも見直しています。開発していると、署名の方式や仕組みの名前など正確な情報をつい説明したくなるんですが、初めて使う人には、それだけで「これ何?」「次は何をすればいいの?」となってしまう。Xに決済の動画を出した時にも、もっとシンプルな方がいいという意見をいただきました。そこで、支払いに必要な情報と操作がすぐ分かるように整理しました。

それでもお祭り前日には、MetaMaskにKaiaの設定がない場合に進めないことを、ダリンリヒさんに教えていただきました。自分が普段使う環境だけでは、なかなか気づけません。いろいろな方が触ってくださったからこそ、直せたことが本当に多かったです。

そして、前回の記事の最後には、こう書いていました。

次のヒガギン祭りでは、スポンサーの方々からJPYCを集め、初めて使う方に1,000 JPYC(想定)をお渡しして、その場でお買い物してもらう体験を構想しています。

出典:「日本初、JPYCマルシェ in 渋谷」を開催しました!

今回は、ここに書いたことを実際に実行していきました。

1,000 JPYCにしたのは、ちゃんと商品を買ってほしかったから

JPYCは、日本円に連動するステーブルコインです。今回のお祭りでは、1人に1,000 JPYCをお渡しして、対応するお店で使ってもらう企画を用意しました。

この1,000 JPYCという金額には、結構こだわりました。キャンペーンで200 JPYCとかもらっても、そのままウォレットに入っているだけでは、実際に使う体験にはつながらないと思ったからです。

商品を選んで、JPYCで支払って、実際に商品を受け取るところまで体験してもらいたかったので、その場で欲しいものをしっかり買える金額を配りたいと思いました。500 JPYCにして配れる人数を増やしたらどうか、というお声もいただきましたが、ここは私の判断で1,000 JPYCにしました。

JPYCの値札が並ぶ店頭
JPYCの値札が並ぶ店頭

この企画のために寄付・協賛をお願いし、350人分の配布原資を用意することができました。

前回の渋谷マルシェでつながった方からも、ご寄付をいただきました。普段からお世話になっている方や企業からのご協賛もあり、妻も応援して寄付してくれました。

tou法律事務所の弁護士で、4年ほど前からお付き合いのあるあっきーさんからもご協賛をいただきました。皆さんのご支援があったからこそ、今回これだけの人数に配る準備ができました。詳しい金額と使い道は、後ほどまとめてご報告します。

QRコードを読むだけで配るつもりでしたが、途中で変えました

JPYCを配布する仕組みも、今回に向けて作りました。350人にウォレットアドレスを教えてもらい、一人ずつ手動で送金していては、当日の案内をしながら対応するのは難しいと思ったからです。

最初は、会場のQRコードを読み込めば、そのまま1,000 JPYCが届く形にしようと思っていました。

ところが、その仕組みについてXに投稿したあと、QRコードを写真に撮ってSNSで広めれば、お祭りに来ていない人でも受け取れる、という話が耳に入りました。正直、鳥肌が立ちました。皆さんから寄付していただいたお金が、会場での買い物と関係のないところに使われてしまうかもしれないと思うと、そのままにはできませんでした。

開催前に気づけたのは本当に良かったです。そこで、会場のスタッフが、受け取る人を確認して承認する手順を加えました。

来場者がQRコードを読み込むと、LINEで使えるUnifiの登録や受け取りの手続きに進み、本人の画面に受け取り用のQRコードが表示されます。それをスタッフが読み取り、承認してからJPYCが届く流れです。この手順を入れることで、入口のQRコードの写真だけでは受け取れないようにしました。

今回の配布先をUnifiにしたのは、LINEアカウントにひも付けて同じアカウントへの重複配布を防ぎやすいことと、LINE内で登録から支払いまで進められることが理由です。初めてウォレットを作る方には、できるだけ新たにアプリを登録せずに受け取って使ってもらいたいと思いました。

配布についてはこの理由でUnifiを使いましたが、すでに別のウォレットにJPYCを持っている方は、そのウォレットで買い物ができます。

JPYCの紹介・受け取り方
JPYCの紹介・受け取り方
Unifiでの支払い方
Unifiでの支払い方

当日配布したチラシをPDFで読む

説明用の紙やチラシ(かえでさんに作成してもらいました)を用意して、スタッフが分かるようにゼッケンも用意しました。ボランティアの皆さんと役割を決め、受け取りから支払いまでの流れも共有しました。

かなり作り込んだので、システムには自信がありました。それでも前日の夜は、当日ちゃんと動かなかったらどうしようという不安がありました。ずっと作ってきたものを、初めて使う方に目の前で触ってもらえるのは楽しみでしたが、本当にちゃんと動いてほしいという気持ちでした。

1日目。1,000円分を配るのに、こんなに苦労するとは思わなかった

初日に用意したのは180人分です。冒頭にも書きましたが、正直、すぐになくなってしまって困るのではと思っていました。

ところが、実際に配れたのは125人でした。思っていたほど受け取ってもらえませんでした。

「1,000 JPYCがもらえます」と言っても、JPYCを知らない方には、まず怪しく見えます。「1,000円分のお買い物が無料でできます」と言い換えても、やっぱり怪しい。「怪しくないですよ」と言うと、ますます怪しく見えてしまうので、どう説明すればいいのか、現場で何度も考えました。

お店の方が、目の前で商品を購入しようとする顧客に対して、「あちらでJPYCを受け取ればこの商品は無料で購入できますよ」と案内してくださっても、新しいものを登録するくらいなら現金で払う、という方も多かったそうです。目の前の商品を買うのに使えると分かっていても、受け取ってもらえないというのは、実際にやってみるまで分かりませんでした。

銀座という場所では、1,000円分もらえるというだけでは、そこまで魅力に感じてもらえないのかなとも思いました。もちろん、それだけが理由かは分かりませんが、新しい決済方法に登録してもらうのは、私が思っていたよりずっと難しかったです。外国人など、普段LINEを使っていない方には今回の方法でお渡しできなかったり、年齢層も高めだったのでそういう難しさもありました。

声をかけた時に露骨に警戒され、ゴキブリを見るような目で見られることもあり、正直心が折れそうになる場面もありましたが、ボランティアの皆さんにお手伝いいただいている中で少なからずそのような体験をされていたと思うとずっと心苦しかったです。

そんな中、こしら師匠は、ご自身も出店しているのに、お弟子さんに店番を任せてチラシ配りや声かけに加わってくださいました。「1,000円分のキャッシュバック」といった言い方も試されていて、とても参考になりました。

Unifiのスタッフの皆さんも、ボランティアの皆さんも、どう言えば伝わるかを考えながら、本当に一生懸命に説明してくださいました。出店者の皆さんも一緒に悩んでくださって、とてもありがたかったです。

ゼッケンを着て会場を回るスタッフ
ゼッケンを着て会場を回るスタッフ

125人にお渡しできたことは、もちろんうれしかったです。ただ、初日の目標には届きませんでした。JPYCを知らない人にも買い物を体験してほしいという思いで寄付をいただいたので、もっと多くの方に届けたかったという気持ちが強く残りました。

一方で、決済で困って私が呼ばれたのは、初日は記憶では2回ほどでした。前回のように何度も呼ばれて走り回ることはなく、直してきたものが実際の買い物で使えているのは、すごくうれしかったです。

この日の夜に録った1日目のポッドキャストでは、疲れ切って何度も言葉に詰まっていますが、翌日こそ残りを配りたいという気持ちを話しています。

2日目には、開催中にJPYC決済のお店が増えました

今回、2日間を通じてJPYC決済に対応してくださったのは20店舗です。JPYCマルシェの17店舗に加え、ひかさんの縁日ブース、まつださんのこしきブリュワリー、そして2日目に加わってくださったのぶさんの台湾バーガーGATOさんです。

歌舞伎座横・木挽町通りのマルシェ
歌舞伎座横・木挽町通りのマルシェ

やきそばパン、tibi, tibi, tibi.のティラミス、GOX TOKYOのコーヒー豆、こしきブリュワリーのビール、茂原のいいもの、近江のお米屋さんなど、食べ物や飲み物を扱うお店も並びました。

NリウムやShiba Parkのグッズ、NoggleChanger、Mimily、こしら物産、amamiya、赤穂ギャべ、ウタラスカ、Yoriko Matsudaira、にほん電脳横丁。Norenの占い、歯科 369CLINIC、ひかさんの「木の名刺」出張店による縁日など、商品や作品だけでなく、その場で楽しめる体験もありました。当日の出店案内

それまで面識のなかったGATOさんから、2日目に「JPYC決済に対応したい」と相談をいただき、その場で導入しました。前日にお客さんから、JPYCで払えないかという問い合わせがあったそうです。使いたいというお客さんの声が、お店の導入につながったのは、本当にうれしかったです。

2日目には152人に配布できました。ボランティアとして参加してくださった方の中にも、当日急きょ手伝ってくださった方もいて、皆さんが声をかけて案内してくださったおかげで、初日より多くの方に届けることができました。

2日間で277人に配布し、348,364 JPYCの決済がありました

2日間の配布と対面決済の実績を、以下にまとめました。

開催日配布人数配布額対面決済件数対面決済額
10月17日125人125,000 JPYC166件146,372 JPYC
10月18日152人152,000 JPYC220件201,992 JPYC
合計277人277,000 JPYC386件348,364 JPYC

決済額には、配布以外のJPYCによる支払いも含みます。

有料の対面決済に使われたウォレットは、2日間の重複を除いて287でした。これはウォレットの数なので、お祭りの来場者数とは別の数字ですが、約287人の方がJPYC決済を今回のマルシェで体験したと言って良いかと思います。

受け取り後の利用を調べたところ、受取者277人のうち247人、89.2%について、受け取りに使ったウォレットで、その後1回以上の決済を確認できました。

決済が確認できない方もいると分かった時は、正直、かなりもどかしかったです。実際に買い物をしてもらうために寄付・協賛をお願いしたので、1,000 JPYCを受け取って終わりになってしまうと、お金をいただいた方々に申し訳が立たないからです。

ただ、2日目には、Unifiで受け取ったものの、もともと持っていたHashPort Walletで支払ったという方が実際にいました。この場合は、受け取ったウォレットと支払ったウォレットが違うので、同じ方の買い物だと記録からは結び付けられません。そのため、残りの30人全員が買い物をしなかったとは言えません。受け取ったあとに使い方が分からなくなってしまった可能性もあります。

350人分を用意した配布は277人で終了し、もっと多くの方に届けたかったという気持ちも残りました。

射的を楽しむ小学生のJPYC決済
射的を楽しむ小学生のJPYC決済

寄付・協賛419,000円相当の使い道をご報告します

今回の配布は、寄付・協賛してくださった皆さんのご支援で実施できました。ご協力くださった方には開催速報をPDFでお送りしましたが、このブログでも金額と使い道をご報告します。

寄付・協賛の総額は419,000円相当です。 日本円とJPYCを合算し、1 JPYCを1円相当として整理しています。

使途金額
来場者へのJPYC配布277,000円相当
運営協力費(寄付・協賛総額の10%)41,900円
スタッフゼッケン・印刷等10,310円
本部ブース出店料(2日間)10,000円
広報費(チラシ配布時のフェイスパック)11,000円
ボランティア用のお菓子・飲み物1,850円
支出・支払予定の合計352,060円相当
差引残額の見込み66,940円相当

フェイスパックは、チラシを受け取っていただくきっかけになるように用意したものです。1日目に、JPYC配布がなかなか思うようにいかない時に、Unifiの方に韓国ではフェイスパックと一緒にチラシを配ることでそこから流入して5日間で4500人のUnifiの登録があったという話を聞き、お祭り中にドラッグストアで調達し試したところ、全く手応えがありませんでした。

残額は、今後のJPYCマルシェ等の活動費に充てる予定です。

私の考えに、実際にお金を出して応援してくださったことは、本当にありがたいと思っています。ご支援、本当にありがとうございました。

アンケートは、どうしても集めたかった

今回、アンケートはかなり本気で集めたいと思っていました。JPYCもウォレットも知らなかった方が、初めて受け取って買い物をしてみて、何が分からなかったのか、普段のQRコード決済と比べてどうだったのかを知りたかったからです。これだけの人数に、実際に使った直後の感想を聞ける機会は、なかなかないと思います。

そのため、JPYCで支払っている方を見かけたら、決済完了画面のアンケートボタンから回答をお願いしますと声をかけていました。

ただ、お願いしても断られたこともありました。配布の条件としてアンケートへの回答もお願いしていたので、何度か説明を重ねましたが、それでも嫌な断られ方をされたりして、正直、もやもやしちゃったりしました。

一方で、Google Formの質問を長くしてしまった反省点もあります。短くして答えやすくすることも考えましたが、1,000 JPYCをお渡しするのだから、これくらいは答えてもらわないと、という期待もありました。説明や条件も読んでもらえているつもりになっていたと思います。聞きたいことが多くても、お祭りの途中に全部答えてもらえるとは限らないので、ここは私自身の反省点です。

そうした中でも、時間を使って回答してくださった皆さん、ありがとうございました!厳しい指摘も含めて、次に何を直すべきかを考えるうえで、とても参考になっています。

ここからは、購入者向けアンケートの結果をご紹介します。166件の回答から、実際に使ってみてどうだったかを振り返ります。

質問ごとに主な結果を載せ、内訳を開くと、回答があった選択肢をすべて確認できるようにしました。割合は各質問の回答数が分母です。複数回答の質問では、割合の合計が100%を超えます。

初めてJPYCを持った方にも、買い物をしてもらえました

まず、参加前にJPYCを持ったり、支払いに使ったりしたことがあるかを聞きました。

質問イベント参加前、JPYCを持ったり、支払いに使ったりしたことはありましたか?

回答数:166件/単一回答

「持ったことがなかった」が93件(56.0%)でした。

回答の内訳を見る
回答回答数割合
持ったことがなかった93件56.0%
持ったことはあったが、商品やサービスの支払いに使ったことはなかった24件14.5%
商品やサービスの支払いに使ったことがあった46件27.7%
分からない3件1.8%

半数以上の方が、参加前はJPYCを持ったことがなかったと回答してくださいました。そうした方も含めて、支払いの体験は次のような結果になりました。

質問今回のJPYC支払いは、どうでしたか?

回答数:166件/単一回答

「自分だけで、スムーズに支払えた」が90件(54.2%)でした。

回答の内訳を見る
回答回答数割合
自分だけで、スムーズに支払えた90件54.2%
自分だけで支払えたが、手間取った22件13.3%
誰かに手伝ってもらって支払えた45件27.1%
支払おうとしたが、完了できなかった1件0.6%
支払いをまだ試していない8件4.8%

参加前にJPYCを持ったことがなかった93件の回答に絞っても、46件が自分だけでスムーズに支払えた、31件が誰かに手伝ってもらって支払えたという回答でした。初めての方も、こうして買い物まで進めたことは、かなりうれしかったです。

一方で、手伝ってもらって支払えた方も多く、初日に私が呼ばれる回数が少なかった背景には、お店やスタッフの皆さんのサポートがあったことも分かりました。

普段のQRコード決済と比べると、まだ難しい

操作の簡単さや支払い中の不安、普段のQRコード決済との違いも聞きました。

質問お店での支払い操作は、簡単でしたか?

回答数:166件/単一回答

「とても簡単だった」「やや簡単だった」の合計は117件(70.5%)でした。

回答の内訳を見る
回答回答数割合
とても簡単だった78件47.0%
やや簡単だった39件23.5%
簡単とも難しいともいえない26件15.7%
やや難しかった13件7.8%
とても難しかった3件1.8%
支払いを試していない7件4.2%

質問お店での支払い中、不安を感じましたか?

回答数:166件/単一回答

「まったく感じなかった」「あまり感じなかった」の合計は125件(75.3%)でした。

回答の内訳を見る
回答回答数割合
まったく感じなかった79件47.6%
あまり感じなかった46件27.7%
やや感じた31件18.7%
とても感じた3件1.8%
支払いを試していない7件4.2%

質問普段のQRコード決済と比べて、JPYCの支払い操作はどうでしたか?

回答数:166件/単一回答

「JPYCの方がやや難しかった」「JPYCの方がずっと難しかった」の合計は88件(53.0%)でした。

回答の内訳を見る
回答回答数割合
JPYCの方がずっと簡単だった8件4.8%
JPYCの方がやや簡単だった6件3.6%
同じくらいだった50件30.1%
JPYCの方がやや難しかった71件42.8%
JPYCの方がずっと難しかった17件10.2%
比較できない・分からない(未完了・普段使わないなど)14件8.4%

操作は簡単だったという回答が多い一方で、普段のQRコード決済と比べると難しいという評価も多くありました。支払えるようになったことと、普段と同じ感覚で使えることの間には、まだ差があるのだと感じました。

支払い中に困った場面は、複数回答で聞きました。

質問支払い中、どこで困りましたか?(複数選択可)

回答数:166件/複数回答

困った操作として最も多かったのは「支払いを承認する操作(暗証番号など)」で、35件(21.1%)でした。

回答の内訳を見る
回答回答数割合
特に困らなかった78件47.0%
支払いを承認する操作(暗証番号など)35件21.1%
ウォレットを選び、つなぐこと25件15.1%
支払いが終わるまでの待ち時間19件11.4%
別のアプリから支払い画面へ戻ること17件10.2%
QRを読み、支払い画面を開くこと15件9.0%
支払いが終わったか確認すること9件5.4%
処理が進んでいるか分かること8件4.8%
支払いを試していない7件4.2%
金額や支払い内容を確認すること6件3.6%
その他4件2.4%
エラーの後、どうすればよいか分かること1件0.6%

自由記述の質問:「今回の支払いで、分かりにくかったことや、改善してほしいことがあれば教えてください。(任意)」

自由記述には、うれしい反応と、使いにくかった点の両方がありました。以下の引用は、原文のまま抜粋しています。

  • 「簡単で早くなってて驚いた。」
  • 「待ち時間が長いとエラーと見間違うので待ち表示があるといいかもです!」
  • 「分かりにくさは無かったが、操作性で何回も承認作業やパスワード入力が必要なのが少し煩わしいと感じた。」

画面の行き来については、HashPort Walletを使った方から、こんな声をいただきました。

「Hashport Walletでの支払いは自ら決済画面に戻らなくちゃいけないのを知っていても、無意識に自動で戻ることを期待してしまうので、通知などメッセージ以外にも気付ける仕組みが可能ならスムーズかも。」

HashPort WalletなどをWalletConnectでつなぐ方式では、決済画面からウォレットアプリへ移り、承認後に戻る操作が必要になることがあります。WalletConnectの公式資料では自動復帰も案内されていますが、iOS 17以降はウォレットからブラウザ上のサービスへ自動で戻れず、手動で戻る案内が必要だと説明されています。

こうしたアプリ間の行き来を減らしたくて、今回はLINE内ブラウザで使えるUnifiで配布し、受け取りから支払いまで、そのままUnifiで進めてもらう流れにしていました。

使いたい人と、使えるお店を増やしたい

今後JPYCで支払いたいかについては、次のような回答をいただきました。

質問今回の体験と説明を踏まえ、今後JPYCで支払いたいですか?

回答数:166件/単一回答

「ぜひ使いたい」「どちらかといえば使いたい」の合計は114件(68.7%)でした。

回答の内訳を見る
回答回答数割合
ぜひ使いたい61件36.7%
どちらかといえば使いたい53件31.9%
どちらともいえない30件18.1%
どちらかといえば使いたくない4件2.4%
使いたくない4件2.4%
まだ判断できない14件8.4%

質問配布がなくても、自分のお金で用意したJPYCを使いたいですか?

回答数:166件/単一回答

「ぜひ使いたい」「どちらかといえば使いたい」の合計は89件(53.6%)でした。

回答の内訳を見る
回答回答数割合
ぜひ使いたい52件31.3%
どちらかといえば使いたい37件22.3%
どちらともいえない51件30.7%
どちらかといえば使いたくない9件5.4%
使いたくない5件3.0%
まだ判断できない12件7.2%

質問今後、普段の買い物でJPYCを使ううえで、最も重視する条件やメリットは何ですか?

回答数:166件/単一回答

「使えるお店が増えること」が85件(51.2%)で最も多くなりました。

回答の内訳を見る
回答回答数割合
使えるお店が増えること85件51.2%
割引・ポイント・キャッシュバックなどがあること15件9.0%
支払いの操作が簡単になること13件7.8%
お店や地域の応援につながること11件6.6%
まだ分からない10件6.0%
自分でJPYCを用意しやすくなること10件6.0%
支払いのスピードが早く終わること7件4.2%
JPYC利用者限定の特典があること6件3.6%
その他3件1.8%
JPYCの仕組みやお金の扱いを理解できること3件1.8%
特にない2件1.2%
困ったときの相談先や解決方法が分かること1件0.6%

配布がなくても使いたいという回答をいただく一方で、JPYCを使う理由について、こんな率直な声もありました。

「熱意は感じたが、円と価値の同じJPYCを円と置き換えてまで買い物するメリットがよくわからなかった。」

JPYCに関わる私にとっても、「そう感じる方がいるんだ」と知ることができ、勉強になりました。

使える場所がなければJPYCを用意しようと思いにくいですし、使う人がいなければ、お店も対応しづらいと思います。GATOさんで起きたような、お客さんの声から導入につながる流れを、普段のお店でも増やしていきたいです。

2日目には、受け取って買い物に使おうと思った理由も質問に加えました。97件の回答では、次の2つが同数で最多でした。

質問今回、1,000 JPYCを受け取って、お買い物に使おうと思った理由を教えてください。

回答数:97件/単一回答

「企画や新しい取り組みを応援したかった」「欲しい商品や気になるお店で使いたかった」が、それぞれ20件(20.6%)で最多でした。

回答の内訳を見る
回答回答数割合
欲しい商品や気になるお店があり、その購入に使いたかったから20件20.6%
JPYC マルシェの企画や、新しい取り組みを応援したかったから20件20.6%
知らない支払い方法でも、自分のお金を使わずに試せるなら利用してみようと思ったから13件13.4%
JPYCの名前は聞いたことがあり、実際に使ってみたかったから13件13.4%
以前からJPYCを知っていて、安心して利用できると思っていたから10件10.3%
JPYCを知るのは初めてだったが、新しい支払い方法に興味を持ったから8件8.2%
なんとなく4件4.1%
周りの人が受け取ったり、買い物に使ったりしているのを見て、安心できたから3件3.1%
はじめは不安があったが、スタッフの説明を聞いて安心できたから2件2.1%
普段使っているLINEで利用できたから2件2.1%
その他の理由2件2.1%

企画への応援や、気になるお店での買い物も、受け取るきっかけになっていました。受け取りだけで終わらず、買い物を楽しんでもらうところまで、これからも大切にしたいです。

369CLINICでJPYC決済する岡部社長
369CLINICでJPYC決済する岡部社長

お店の方はどうだったのか。出店者アンケート18件から

出店者向けアンケートには、18件の回答をいただきました。こちらも質問ごとに結果を分けました。割合は各質問の回答18件が分母で、複数回答の質問では合計が100%を超えます。

会計の進めやすさと、接客への影響

質問当日、JPYCでのお会計はスムーズに進められましたか?

回答数:18件/単一回答

「とてもスムーズだった」「ややスムーズだった」の合計は16件(88.9%)でした。

回答の内訳を見る
回答回答数割合
とてもスムーズだった7件38.9%
ややスムーズだった9件50.0%
どちらともいえない1件5.6%
やや手間取った1件5.6%

質問お客様への決済の説明や操作サポートは、接客にどの程度影響しましたか?

回答数:18件/単一回答

「他のお客様をお待たせすることが、ときどきあった」が6件(33.3%)でした。

回答の内訳を見る
回答回答数割合
対応は必要だったが、接客に支障はなかった8件44.4%
他のお客様をお待たせすることが、ときどきあった6件33.3%
決済の説明や操作サポートは、ほとんど必要なかった4件22.2%

質問お客様が支払い操作を始めてから、決済完了を確認できるまでの時間を、どう感じましたか?

回答数:18件/単一回答

「やや長かった」が9件(50.0%)でした。

回答の内訳を見る
回答回答数割合
とても短かった1件5.6%
やや短かった4件22.2%
短いとも長いともいえない4件22.2%
やや長かった9件50.0%

続けて使いたいか、何が良かったか

質問今後のイベントや普段の販売でも、JPYC決済を使いたいと思いますか?

回答数:18件/単一回答

「ぜひ使いたい」「どちらかといえば使いたい」の合計は17件(94.4%)でした。

回答の内訳を見る
回答回答数割合
ぜひ使いたい13件72.2%
どちらかといえば使いたい4件22.2%
どちらともいえない1件5.6%

質問お客様へのJPYCの無料配布がない普段の販売でも、JPYC決済を受け付けたいと思いますか?

回答数:18件/単一回答

「ぜひ受け付けたい」「どちらかといえば受け付けたい」の合計は17件(94.4%)でした。

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回答回答数割合
ぜひ受け付けたい14件77.8%
どちらかといえば受け付けたい3件16.7%
どちらともいえない1件5.6%

質問今回、JPYC決済を受け付けて、よかったと感じた点を教えてください。(複数回答可)

回答数:18件/複数回答

「今回、決済手数料の負担がなかったこと」が16件(88.9%)で最も多くなりました。

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回答回答数割合
今回、決済手数料の負担がなかったこと16件88.9%
新しい決済方法を体験できたこと14件77.8%
決済完了時に、JPYCを直接受け取れたこと13件72.2%
商品の購入につながったこと11件61.1%
お客様との会話や交流のきっかけになったこと11件61.1%
新しいお客様にお店を知ってもらえたこと10件55.6%
売上の記録・管理に役立ったこと8件44.4%

質問今後、JPYC決済を継続して受け付けるうえで、特に重視する条件を教えてください。

回答数:18件/単一回答

「お客様が簡単な操作で支払えること」が13件(72.2%)で最も多くなりました。

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回答回答数割合
お客様が簡単な操作で支払えること13件72.2%
混雑時でも短時間で会計を終えられること2件11.1%
売上のJPYCを日本円に交換する手順が分かりやすいこと1件5.6%
支払いが完了したことを確実に確認できること1件5.6%
JPYCを使うお客様が増えること1件5.6%

お店の声を、次の改善につなげたい

準備中に、マルシェ経験者から、売れた数を手書きの「正」の字で管理するという話を聞きました。「正の字を書くけど、正しかったことは一度もない」と聞いて笑ってしまったのですが、接客しながら売れた数も記録するのは、それくらい大変なのだと思います。

JPYC ECの対面レジでは、登録した商品を選んで会計を作り、支払いが終わると、その商品の在庫と売上に反映されます。決済と一緒に、お店の管理の手間も減らしたくて作った機能です。

自由記述にも、お店の現場が伝わってくる声が集まりました。質問ごとに、原文から抜粋してご紹介します。

質問:「お会計がスムーズだった理由や、手間取ったときに起きたことを、一つ以上教えてください。」

  • 「理解している人はQRを見せて、商品を準備している間に決済完了していて、とてもスムーズでした。この場合は現金より楽で良い感じでした。」
  • 「店舗用のQRコード決済があったのでスムーズに対応できた。」
  • 「動作はかなりスムーズになった。既存の決済手段と比べて承認処理の往復や決済待ち時間がまだ、長く感じる」
  • 「完了してるかがアラート・通知含めてわかりづらい」

商品を用意しながら会計が進む便利さを感じていただけた一方、待ち時間や完了の分かりやすさには、まだ課題が残りました。

今後もJPYC決済を使いたいかという質問に続けて、「その回答を選んだ理由を教えてください。」と尋ねました。

  • 「JPYC ECとの連携で決済額や内訳も集計できるのがありがたい。」
  • 「JPYCマルシェで実際にJPYC決済を体験し、イベントでの新しい出会いや会話にもつながったためです。」

売上管理に役立ったことも、人とのつながりが生まれたことも、作ってきて良かったと思える声でした。

質問:「その他、ご感想や改善してほしいことがあれば、自由にお聞かせください。」

  • 「JPYCを円に換える方法をいかに容易にすることができるかが鍵」

普段の販売でも使っていただくには、会計だけでなく、受け取ったJPYCをどう扱うかまで分かる案内も必要だと感じました。

アンケートで見えた、決済と会場案内の課題

購入者・出店者の両方から、承認や待ち時間への指摘をいただきました。使う方からすれば、なぜこんなに操作しないといけないのかと思うのは当然です。今回の回答をもとに、優先して取り組みたいことを次の4点に整理しました。

  • 何度も承認したり、暗証番号を入力したりする手間を減らすこと。
  • 受け取りや支払いが完了するまでの待ち時間を短くすること。
  • 別の画面に移ったあと、どこに戻ればいいか分かるようにすること。
  • 今どこまで進んでいて、次に何をすればいいかを画面で伝えること。

開催中も、受け取ったJPYCが画面に反映されるまでの時間や、支払いの準備・確認にかかる時間を短くする修正を続けました。

会場での案内にも反省点がありました。ヒガギン秋祭りにはJPYCマルシェ以外のお店もあり、自由記述では「使えると言っているのに使えない」との指摘をいただきました。

私たちはJPYCマルシェの区画を分けたつもりでしたが、来場者の方には十分に伝わっていなかったのだと思います。JPYCに対応していないお店の方にまで、説明の負担をかけてしまったかもしれません。次回は、受け取る時の説明や店頭の表示を見て、どこで使えるかが分かるようにしたいです。

購入者の自由記述には、QRコードを読む順番への戸惑いもありました。

「最初にウォレットを選択してQRコードを読み込むとエラーが出てしまい支払いが出来ず、スマホのカメラでQRコードを読み込んでからウォレットを選ぶという順番が私自身も、お店の方もわかっていませんでした。」

使えるウォレットの一覧だけでなく、QRコードを読むところから迷わない案内を、私の側で用意する必要がありました。

承認の回数については、開催後に改修を行いました。

開催後、Unifiなどの決済を署名1回にしました

アンケートでいただいた、承認や暗証番号の入力を繰り返す手間への指摘を受け、Unifi・マイナウォレットの対象の対面決済を、初回から送金の署名1回で進められるようにしました。10月24日に本番へ反映しています。

署名1回で支払えるようになったUnifiの決済 動画を開く ↗

なぜ、これまで2回必要だったのか

以前の初回は、「そのウォレットを操作できることの確認」と「送金の承認」で、2回の署名が必要でした。保有確認が有効な間は、1回目を省略していました。

普通の送金には送信元・受取先・金額はありますが、「どの会計への支払いか」は含まれません。また、ブラウザから送るウォレットのアドレスは、悪意があれば偽って申告できます。

例えば、Aさんがお店へ送った500 JPYCを、Bさんが自分の会計への支払いとして申告する不正が考えられます。送金記録は公開されているので、その記録を知っているだけでは本人の支払いとは証明できません。1回目の署名は、他人のアドレスを名乗る申告を防ぐためのものでした。

この支払いの確認方法をアップデートして、お客様はお店への送金だけを承認する形を実現しました。

一緒に動いてくださった皆さん、本当にありがとうございました

ヒガギン秋祭りは、一般社団法人 東銀座エリアマネジメントの主催、カバードピープルの企画で開催されました。このような場所でJPYCマルシェを開催させていただいたことに、改めて感謝しています。ヒガギン秋祭りの開催案内

現場で見たまつださんやひおきんさんは、本当にかっこよかったです。トラックに積んだ機材を運んだり、テントを立てる前の準備をしたり、その場で必要な調整をしたりと、お祭りを開くためにこれだけの仕事があるのかと驚きました。それ以上に、開催までにさまざまな関係者と連携し、調整を重ねることが一番大変だったのではないかと思います。

開催中も、こちらからのいろいろな相談に嫌な顔をせず対応してくださって、とてもありがたかったです。

私も始まりから終わりまで、テントの設営や準備片付けなどやってきましたが、本業がエンジニアということもあり、お祭りのあとは体がバキバキでした。

ボランティアとして、ぽーさん、いけふくろうさん、Akiさん、NAPPYさん、ugabeeさん、F太郎さん、arloさんが力を貸してくださいました。当日も「やるよー!」と声をかけて、チラシ配りなどを手伝ってくださった方がいました。Unifiからも3人のスタッフが2日間参加してくださいました。

登録や受け取り、決済の説明に加えて、チラシ配りや声かけ、交通規制のお手伝いもお願いしましたが、快く引き受けてくださって、本当に助けられました。

こしら師匠は、2日間ずっと声を出しているのに、ずっと元気で、やっぱりプロはすごいなと感じました。なかなか受け取ってもらえずに大変だなと思う場面でも、場を和ませてくださって、本当に心強かったです。

チラシを配るこしら師匠
チラシを配るこしら師匠

出店者の皆さんにも、自分のお店の接客をしながら、JPYCの説明や声かけまでしていただきました。なかなか受け取ってもらえずに困っている時、一緒に考えて動いてくださる方がいたことに、かなり助けられました。

そして、妻にも感謝しています。開催前は、決済を速くすることや不具合をなくすことで頭がいっぱいで、家にいても気が張っていました。そんな中でも応援してくれて、寄付もしてくれて、当日は娘を連れて買い物に来てくれました。

アゼミチさんのお店でJPYC決済する妻
アゼミチさんのお店でJPYC決済する妻

妻は、以前ポッドキャストで配信した、JPYC ECのショップオーナーさんへの1時間ほどのインタビューを聴いてくれています。そのため、出店者の皆さんのことも結構知っています。くらげさんのお話を聴いて泣いたこともあったそうです。普段話を聴いていたお店の方たちに、実際に会って買い物をしてもらえたこともうれしかったです。帰宅すると、ねぎらいのメッセージも貼ってあり、準備から終わったあとまで、ずっと応援してくれたことに感謝しています。

夜の会場で記念撮影
夜の会場で記念撮影

思っていたより大変だったことも、うまくいかなかったこともありましたが、また開催したいと思っています。今回いただいたご意見を次の改善につなげて、もっと気軽にJPYCで買い物してもらえる場を作っていきたいです。

お祭りやマルシェでJPYC決済を取り入れてみたい方、一緒に開催できそうな場所をご存じの方は、XのDMなどでぜひお声がけください。今回も、人のご縁から開催につながりましたので、また次の場所でも皆さんと一緒に開催できたらうれしいです。

準備から終了後まで、ポッドキャストにも残しています

開催前日、1日目の夜、そして2日間を終えたあとの3本のポッドキャストにも、その時に考えていたことや感じたことを残しています。終了後の回は、帰宅して日付が変わった10月19日、午前1時過ぎから録り始めました。眠くて話があちこちへ行っていますが、忘れないうちにその時の気持ちを残しておきたくて録りました。

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